| 読者のひろば | ||
| 永田マサ | ||
| 不登校問題を考える | ||
| 現在、教育界では、不登校問題が切実に問われております。「学校に問題がある」と登校拒否を持つ父母の大半はそんな思いでいると聞きます。 不登校に一番考えられる原因は、自己表現が出来ない生徒、子供に問題があるのではとふと考えが立ち止りました。それは幼少からの生活環境によるものと思われます。育つ中で家庭各自の存在感が曖昧である一方的のまわりの指図、否定、禁止により自己表現せずに育っているのです。つまり家庭の中でのこの子たちの座がないのです。ですから言葉も動作もこの子たちの「特権」とするものが出来ていないから、表現する事が出来ずいつかそれが子ども自身の心を閉ざし、集団に入る事を拒否するようになるのです。私は或る親子の母、子ともに必死に行い解決した小学校四年生の子がおります。 何処から手をつけてよいか分からないという母親に先ず「学校へ行きたくないなら、行きたくなるまで休んでいい」と、子供の気持ちに一つの安定感を持たせ、ゆっくり話し合って、何月何日までと決めさせて、カレンダーに印をつけ、学校にその旨を報告しました。そこで子供は安定した日々が送れる態勢が出来ました。学校で勉強するかわりに自分でしたい仕事を受け持ち、必ず実行すると言う毎日を何日間か過ごしているうちに自分から「学校へ行く」と言い出し登校始めました。誰でも自己表現することは心地よいのです。幼い子どもでも自己表現することの満足感は同じなのです。 |
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